パンク坊主,世相を語る
講師:真宗大谷派僧侶 覚了寺 藤谷蓮月さん
日時:2003年10月29日(水)
場所:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス
知研関西10月セミナーの講師は,自他ともに認める「パンク坊主」藤谷蓮月(ふじたに れんげつ)さんです。
真宗大谷派の女性僧侶ですが,寺の法要のときにレオタード姿でダンスを踊ったりする型破りの方です。しかし,単なる「型破り」ではなく,読経中心の葬式仏教への批判や,寺の枠を越える大衆運動を目指した活動をされています。
今回のセミナーでは,「もともとお釈迦さんは説法,講演会をして回ったのであって,読経したのではない」という蓮月さんに,日ごろ関わっておられる,社会活動に関連して,宗教問題,性差別問題など現代社会の問題について語っていただきます。
蓮月尼語録
・愛欲の悩みのない信心なんて
・霊の呪縛からの解放を!
・寺を民衆の解放区に!
■略歴:
1953年,真宗大谷派覚了寺(大阪府守口市)の末っ子として生まれ
る(他に兄と姉)。
高校卒業後,英語専門学校で2年間学んだのち,ブティックのハウス
マヌカンやフリーターを経験。25歳のとき、父親が体調を崩したこ
ともあって,寺に戻る。
32歳のとき,腰痛をきっかけにエアロビクスを始め,その後,ジャ
ズダンス,モダンバレー,ヒップホップを始める。
読経中心の葬式仏教を批判し,法事の席で女性差別や原発反対の話題
を展開。各種講演活動や,ダンスのパフォーマンスも行なう。
1991年,住職である父親の死後,後を継いで住職になるはずが,
有力檀家や地域住職の反対にあい,現在も覚了寺の住職と認められない
状態が続いている。
1994年,「覚了寺の蓮月さんを支える会」が発足。
1998年,同会は,「覚了寺の蓮月と共に歩む会」に移行。
趣味はジャズダンスと水泳。
本名:藤谷不三枝。
■著書:
「パンク坊主宣言」(同時代社,1997年)
「広大会(こうだいえ)」共著
「フェミニズム、宗教、平和の会」(報告集)
「枚方フリーゼミナール・活々と生きる」(自費出版)
「『住職』を追われた女住職」(BOC出版196号蓮月特集)他
会報誌「覚了寺の蓮月と共に歩む会」を不定期で発行