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大阪川柳

大阪川柳
日時:2000年2月22日(火)

場所:谷町四丁目 大阪府立文化情報センター サイカクホール

講師:葉文館出版 代表取締役、歌人 齋藤俊輔氏

「この本、百万部売れたら百万人にたこ焼きおごったる。どやあ!」とオビに大きい文字で書かれた本「大阪弁川柳」(葉文館出版)が発売されたのは、平成10年の春。オビのユニークさ(ダビンチ賞受賞)と内容のおもしろさで15万部の大ヒット。引き続き「大阪弁川柳2」が発売、今年には3が出る予定。

今、大阪の各新聞や若者向け雑誌「Lマガジン」などにも川柳がコーナーとしてどんどん取り上げられるほどの大人気。その仕掛け人の一人、日本で唯一の川柳総合雑誌の「オール川柳」の編集長と編集メンバーが、話題沸騰の川柳に関するあれこれや「大阪弁川柳」の裏話も合わせて、作り方まで伝授します。あなたも川柳についていろいろ知って、実際につくってみませんか。

講師略歴

昭和20年石川県生まれ。ルポライター。歌人。著書に「釜ケ崎風土記」(葉文館出版)、歌集に「齋藤俊輔歌集」などがある。現在、「オール川柳」主筆、「牙」大阪歌会代表。大阪市立弁天町市民学習センター講師など、短歌、川柳の講師多数。ほかラジオや講座など多数をこなす。葉文館出版代表取締役。

大阪川柳

川柳の歴史

継歌(つづれうた)−連歌−俳諧の連歌−俳諧−前句附(まえくづけ)−川柳点−川柳

前句附 17字の前句に14字の附句、又は14字の前句に17字の附句をすること
前句附の点者 点者とは選者のことで有名なのは柄井八右ェ門川柳という人物がいた
川柳点 その川柳が点(選)した前句附を川柳点と呼び、やがて省略されて現在の川柳になった
古川柳 明治以降に柄井川柳の選んだ作品集「諧風柳多留」を古川柳とよぶようになった

古川柳
・孝行のしたい時分におやはなし
・子が出来て川の字なりに寝る夫婦
・町内で知らぬは亭主ばかりなり
・泣き泣きもよい方をとる形見分け
・これ小判たった一晩居てくれろ
・寝ていても団扇のうごく親心

慣用句だと思ってましたが、元は皆、川柳だったんですねえ。

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