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阪神大震災から、はや5年半。震災直後には建物、特に木造住宅の構造についてあれこれ言われ、これからは、構造もしっかりとした住宅が造られると思われていました。しかし、その実態は・・・・・
今年の4月1日から「住宅品質確保法」通称「品確法」が施行去れました。考えてみると、こんな法律を作らなければならないと言うことは、逆に言えばいかに住宅の品質が確保できていないかと言うことの証明ではないでしょうか。
NHKのクローズアップ現代においても欠陥住宅の特集は大きな反響を呼びました。また堺市では木造3階建て住宅は全て中間検査も義務づけています。宝塚市では2階建てでも、建売住宅は検査が義務づけられました。つまり、いかに欠陥の多い住宅が供給されているかということです。今回の講師の河添先生は、「欠陥建築研究会」を主宰され、建築物の欠陥についての悩みや不安を持つ方々の相談にのって、弁護士などと協力して解決にむけて知恵を出し合うための相談会を開催されています。「住宅」を中心に、建築物は我々の生活の基盤となるもの。これを機会に我々の生活の基盤である建物の安全について学んでみませんか。
大阪市西成区生まれ(鶴見橋通りあたり)実家は仏壇屋 ただし、数年前に廃業。大阪市立大学家政学部住居学科卒。卒業後、ハウジング、設計事務所勤務を経て10年目に独立。阪神淡路大震災後、欠陥住宅の事で、弁護士の手伝いをする。その中で若手が集まって1999年1欠陥建築研究会を立ち上げる。2月から相談会を始める。マスコミにはPRしていないので、現在は口コミで展開。メンバーは弁護士3人。建築士4人。開設当初は新聞や日経アーキテクチャーに取り上げられる。相談者は建築士事務所協会から紹介されてくることが多い。昨年10月より裁判所の民事調停委員もかねる。
趣味は特にない。強いて言えば「仕事」か?毎日多忙。せめて日曜日はゆっくり休める生活がしたい。
今回はいつもの百番ではなく、おしゃれに第4ビル地下1階のイタリアレストランで開催オステリア・ガウダンテ(店の名前)で乾杯したところ
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