文献情報の流通から見た変化
日時:2001年4月25日(水)
場所:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス
講演:(財)大阪科学技術センター
地域COE推進室副室長 清水 巌氏
日本が科学技術・産業の発展のために、国策として創設・発展させてきたデータースがあります。そのひとつが、JOIS(科学技術文献データベース)です。
今回は、JICST(日本科学技術情報センター)で、長年データベース利用の普及と、ユーザーである企業の情報担当部門の方々へのアドバイスに努められた、清水巌さんに、お話をお聞きします。
清水さんは、JICST大阪支所において、企業の情報担当者の交流・啓発組織である「技術情報活動研究会」の事務局を担当され、毎月開催されている研究会は200回を超えています。
そもそも日本にオンライン・データベースが無かった時代に、JOISを創設され、JICSTと共に、普及・展開に尽力されてきた苦労談。JOISのユーザーである企業の情報担当部門の方々との交流など、楽しいお話もお聞きしたいと思っています。
(事務局から)インターネットで色々な情報を探すことができる時代になりましたが、ご承知のとおりの玉石混合状態です。商用データベースで裏を取る作業がますます重要になっています。皆さんが普段あまりなじみのないサーチャー(データベース検索技術者)の世界や商用データベースの話がふんだんにお聞きすることができるセミナーです。
■略 歴:1943年:大阪府茨木市生まれ。1966年:同志社大学経済学部卒。
1967年:特殊法人日本科学技術情報センター入社、大阪支所勤務。
「技術情報活動研究会」の事務局を担当。約100回の研究会を支援。
JOISの普及と、企業における情報活動の啓蒙を推進。(1985年より、
同志社大学司書課程講座にて「JOIS研修」実施)1977年:財団法人
大阪科学技術センターに出向。地域COE推進室勤務。
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