「身の丈ビジネス」― 起業をめざす女たち ―
日時:2004年1月28日(水) 18:55-20:50
場所:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス
女性活用率の高い会社ほど業績がよい!このデータが示すものは、実は、単に女性を戦力化するという組織論の問題ではなく、20世紀型工業化社会から21世紀型・文化や情報と知識が価値を生む『知価社会』への移行にともない、企業や働くものが今後いかにあるべきかのヒントを含んでいる。
社会が変われば、当然、アプローチも評価基準も変わってくる。
男性型社会において、なんか違うんだよなあ・・・、変!、もっと本物を、もっと自由に、もっとアート、もっとクリエイティブに仕事をしたいと感じた女性たち。
「エイヤー!!」と起業するしなやかでパワフルな女性たちを通して、これからの創造産業のあり方を模索してみたい。
グローバリズムという名の下に、成果主義と選別主義による社会階層の二極化と固定化が進んでいる。ひょっとすると、都市や地域、企業の再生のためには、「もっとローカル」をキーワードに文化と固有価値を見直し、「感動」を企業の成功を計るスケールにする時代が来るのかもしれない。
大学卒業後、輸入代理店で輸入事務及び顧客サービス業務に従事。その後、一部上場電気メーカー、外資系人材派遣会社などで、採用、教育、顧客管理業務などを担当する。
在日本国カナダ総領事館勤務を経て、1992年10月、有限会社キャップスを設立。
『個』の能力開発と顧客満足サービス、およびWEBビジネス・サポートを柱に人材育成事業を展開している。
サラリード・パーソン時代は、成果主義、完全年俸を体験し実績を残すが、21世紀はWell-beingとしての人間の生き方、それをささえる企業と「個」の新しい関係と、その実現のための社会システムの構築が必要との信念のもと、2003年春より「花の?女子大学院生社長」を始める。
2001年から2002年度にかけては、会員制ゴルフ倶楽部のコンサルティングおよび研修を実施し、グランドデザイン以外の全ての項目で県下10位以内、総合評価でもトップ10位以内という実績を残す。
「まず、現場を見せてください!そして、トップにあわせて下さい。」が信条。
有限会社キャップス