ちんどん屋的 路上の観察術
日時:2004年6月30日(水) 18:55-20:50
場所:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス
街角で「ちんどん屋」を見かけると、なぜかウキウキした気分になりませんか?
林社長は、大学時代に町を往く「ちんどん屋」の演奏に心惹かれ、「ちんどん研究会」を発足。それが高じて大学を卒業後に「ちんどん屋」に入門してしまいます。
先細りで将来性がないかなと思っていたところが、仕事がどんどん入ってくる世界でした。ただ長年やられている方は、違った業界から仕事の依頼があっても、「変なところから仕事がきたな」と思うだけで新規開拓できる市場ととらえていませんでした。
そこで、ちんどん屋の将来性を仕事で生み出すことで証明しようと1984年に若手のちんどん屋集団「ちんどん通信社」を旗揚げ、衰退産業とされている分野にも、見落とされている有望ビジネスがあると日夜がんばっておられます。
目にはしますが、なかなかお聞きする機会のない「ちんどん屋」の裏側のお話をしていただきます。
1956年福岡市生まれ、1981年立命館大学経営学部卒業後に大阪の老舗ちんどん屋「青空宣伝社」に飛び込む。
当時、大学出の「学士ちんどん屋」としてマスコミの寵児となり。日本テレビ「11PM」の新人賞に輝きます。
1984年「ちんどん通信社」を旗揚げ。
富山ちんどんコンクール優勝6回、海外公演も20回におよび全世界の街角、店頭で活躍中
創立十周年を期に法人化。平成7年(有)東西屋を設立、代表取締役に就任。
■著書:「ぼくたちのちんどん日記」「ちんどん屋です」