「夢は譲れない」フジサンケイ ビジネスアイを立ち上げて

日時:2005年4月27日(水)
場所:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス
昨年3月、異色の経済情報紙「フジサンケイ ビジネスアイ」が登場しました。ファッション・流通・スポーツ・マーケティング・産業全般等、生活を取り巻くあらゆる事象を「経済」の視点から切り込むユニークな記事とやさしい解説が特徴です。
創刊当初からWeb「FSBiと遊ぼう」を立上げ、紙面の感想やコメントを発信し続けてきた知研関西メンバー2名が、「編集サイドの本音もぜひ聴いてみたい」とお願いしたところ、東京から取締役編集局長・平田篤州氏をお迎えするセミナーが実現しました。
知研関西セミナーで講演していただいた女性企業家のみなさんも何名か紙面を飾りましたし、同紙記事を中小企業診断士等国家資格受験に活用する人、きめ細かい中国情報や知財関連記事をビジネスに役立てる人、ファッション記事を日々楽しみにしている女性等、読者像はさまざまです。
新しいタイプの経済情報紙発刊の狙いは何か? コンセプトや発刊にまつわる苦労話など、生の声を編集幹部から直接聴ける貴重なチャンスになるでしょう。
■セミナーの様子
昨年3月に産業情報紙「日本工業新聞」は、まったく新しい総合ビジネス紙「フジサンケイ ビジネスアイ」に生まれ変わった。それから1年余。今、ビジネスアイは「ジャーナリズムのポラリス」をめざして、新たな飛躍を試みている。
タブーにとらわれない新聞、読者の目線を最重視する新聞。記者は猟犬のごとく、デスク以上はサービス業であれーが編集のモットーだ。朝令暮改ではなく「朝令朝改」で紙面改革を続ける現場から、みなさんとごいっしょに「今、ジャーナリズムに求められるもの」「人間と経済」を考えたい。
1951年12月1日生まれ。広島県出身。茨城県高萩市立高萩中学校、福島県立磐城高校、京都府立大学文学部卒(中国文学専攻)。
1975年4月産経新聞大阪本社入社。阪神支局(西宮)、神戸総局を経て1983年10月、大阪本社社会部。東京本社政治部次長、論説委員。大阪本社政治国際室長、論説委員。東京本社編集局次長兼社会部長。
2003年12月フジサンケイ ビジネスアイ編集局長。2004年6月、取締役編集局長。(学生時代はスキー部でノルディック競技。シーズンオフは陸上部で駅伝など。東京の単身赴任は5年目。自宅は兵庫県西宮市)
グリコ・森永事件、ポートピア81、ソウル五輪、阪神大震災、神戸少年事件、アフリカ「世界最貧国とエイズ」、ヨーロッパ「上田敏の足跡」、小渕政権誕生、沖縄サミット、北朝鮮拉致被害者帰国
「人権考」(解放出版社) 第一回坂田記念ジャーナリズム賞受賞
「しあわせの温度」(解放出版社)、「日本人の足跡」(扶桑社)
「命の重さ取材して」(扶桑社) 第五回坂田記念ジャーナリズム賞受賞。
■交流会の様子