ソ連崩壊とロシア政治史のサイクル
講師:鈴木 博信氏
日時:2006年6月27日(火)
場所:大阪産業大学・梅田サテライト教室LecB
今から15年前の1991年8月ソビエトで起きたクーデターの失敗が一つのターニングポイントでした。直後にゴルバチョフ書記長が共産党解散宣言を発表し、12月には、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフの首脳がミンスクで会合を開き、ソビエト連邦解散・解体を宣言しました。
これがエリツィン、プーチンと続くロシアの誕生になっています。BRICSや資源問題などで注目を集めるロシアです。その原点を理解し知見を深めてみませんか。
■セミナー&交流会(ニュートーキョ庄屋)の様子
1934年神戸市生まれ。東大大学院国際学修士。NHKアフリカ移動特派員、サイゴン特派員をへて(ベトナムの 風土病から 宿痾をえたため)桃山学院大学へ。現在 同大名誉教授(国際政治,ロシア政治)
「アフリカ」(NHK出版)
「常識としての現代ソビエト学」(PHP研究所)
「自壊するアメリカ」(筑摩書房,いずれも共著)
訳書に
「膨張と共存−ソビエト外交史」(サイマル出版会 日本翻訳出版文化賞)
「ナポレオンからスターリンへ」(岩波書店)
「強奪されたロシア経済」(NHK出版)など