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いえいえ、そういう場面も時にはありますが、校正の仕事でいちばんだいじなのは、表現や内容を調べたり、疑問や対案を出したりして、言葉がよりよく生き生きと磨かれ育つように、お手伝いをすることです。いわば“言葉を力づける”仕事なのです。
本は校正がなければ生まれません。電子書籍時代を迎えDTP(デスクトップ・パブリッシング)を積極的に活用し、デジタル化時代の校正を実践しておられる大西氏に出版の裏側をお話いただきます。
1994年6月ミニコミ誌『ぼっと』創刊(東京都・吉祥寺)、1998年9月個人出版事務所・ぼっと舎開設(東京都・中野)2005年11月兵庫県明石市に移転。2009年2月東京都世田谷区に移転。
校正を担当した出版社は岩波書店、集英社、河出書房新社、作品社、藤原書店、三省堂、新潮社、ミネソタ州立ミネアポリス美術館、日経ホーム出版社など多数
■著 作:「校正のこころ」創元社
DTPやデジタル・メディア、インターネットの急速な普及で、グーテンベルク以来の出版革命期を迎えた現代。言葉を吟味し、正し、整えるという校正の仕事はどうあるべきか。誰もが不特定多数に情報発信できる時代にこそ求められる「校正のこころ」とは――?従来の校正実務・技術論を超えた、これまでにない包括的な方法論。
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