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生産的な会議はあるだろうか。会議が「懐議」「怪議」「貝議」「回議」ではなく「会議」「開議」「快議」でありたい。
そのためには参加者全員が自分の考えや意見が等しくオープンに表現でき、目的とする内容を効率的にまとめることができる方法がKJ法。その前段階として「ブレーンストーミング(BS)」で各人の考え(意見)と他人の考えを傾聴し、ヒント、気づきを得てより多くの考えをカードに書き出す過程がある。参加者全員の脳に嵐を起こし、数多くの考えを出し、分類整理し、解を求めていく手法。
積極的傾聴により相互理解と認識の共有化がはかれる優れた会議の仕方について述べたい。プライベートマターにも使えるというあるエピソード−社内研修でこの手 法を学んだ女性が煮え切らない男性と共にカードを出し合って、めでたく結婚したという。
■略 歴:1940年神戸市生まれ。1962年同志社大学法学部卒後、大手総合物流メーカー(東・大証1部)に入社。経理課に配属後、財務兼資金課長―工事、サービス会社設立発起人役員・常務取締役を経て1993年親会社取締役人事本部長兼タイ現地法人法社長―創業60周年記念事業担当役員、関連会社3社監査役歴任、1998年退職。
子会社時代に培った現地・現物・現実主義者の国際感覚は「考動人」として定評がある。1998年大手ゼネコン(東・大証1部)中部支社営業開発室長として新技術導入〜インキュベーション・ビジネスを立ち上げ2000年退職。38年のサラリーマン生活を終えて有限会社ザ・コラボ設立(人財開発コンサルタント)。
PCスクール経営、日本能率協会コンサルティング・経営コンサルタント、(仏)MENSI社(フランス電力子会社)の日本代理人として日本進出を支援(2000〜2002年)。
38年間の会社勤めと10余年の企業研修の現場経験から2011年5月『若者よ!そこを越えろ』(ドニプエル出版社)を上梓。現在、次作執筆と講演活動中である。
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