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天満橋 天狗で2次会 |
倭は日本人の心のふるさと。神話の時代から、祖先はこの地を舞台に様々な営みやドラマを展開してきました。また、倭は日本仏教のふるさとです。聖徳太子以来、仏教は倭から広がり、日本人の信仰と思想形成に大きな影響を与えてきました。今でも、白鳳時代創建の古い寺院がこの地には残っています。
今回は、そうしたお寺の一つ、當麻寺塔頭奥院の川中光教住職にご登場頂きます。倭の西方浄土、二上山麓にある當麻寺は、推古天皇20年(西暦612年)用明天皇の第三皇子麻呂子親王が御兄聖徳太子の教えによって創建されました。以来、中将姫ゆかりの蓮糸大曼陀羅や天平時代の東西両塔などで知られている名刹です。創建当時は弥勒仏を御本尊としていましたが、平安時代後期からは浄土信仰が盛んになり、當麻曼陀羅を御本尊とする寺に展開しています。
現在は、浄土宗と真言宗の二宗で護持されているめずらしいお寺です。そのうち、當麻寺塔頭の奥院は、浄土宗総本山知恩院(京都)の奥院として、600余年前に當麻寺内に開かれた由緒あるものです。
■略歴:昭和25年5月生、昭和48年4月 當麻寺奥院副住職就任、昭和63年5月 當麻寺奥院住職就任、當麻寺責任役員就任、平成10年度 當麻寺代表役員
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