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「落語作家」を専業にしている人は、全国でもこの人ひとりだけだそうです。落語は芝居や漫才と違って落語家自身がつくるものだった。
大学時代は落研だったが、卒業して損保会社のサラリーマンに。就職4年目につくった新作落語「幽霊の辻」を桂枝雀さんに送ったら採用され上演してくれた。頼まれるまま書き続け、やがて枝雀一門の専属作家になり会社もやめた。古典に劣らない新作、スタンダードナンバーになる新作落語を目指して活躍中です。大阪で生まれた芸能文化のひとつ、上方落語の世界と小佐田さんの軽妙な語りを存分に味わってください。
略歴:大阪府出身。関西学院大学卒業。1977(昭和52)年から桂枝雀をはじめとする米朝一門のために新作落語の創作と古典落語の復活、改作を行う。代表作は『貧乏神』、『茶漬えんま』、『マキシム・ド・ゼンザイ』、『神だのみ』など、新作落語の作品数は160席を超えた。現在、大阪新聞に「芸能おさだまり帳」、産経新聞に「こてん古典ばなし」を連載中。
著書:「上方落語米朝一門おさだまり噺」、「噺の肴−落語副食本」、「よむらくご」(いずれも弘文出版)、「別冊太陽99 落語への招待」(平凡社)、「特集アスペクト46 やっぱり落語がおもしろい」(アスペクト)の上方落語部分を執筆。
受賞歴: 第17回上方お笑い大賞秋田実賞(昭和63年),第7回咲くやこの花賞(平成2年),大阪舞台芸術賞 奨励賞(平成7年)
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